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コーディングのミスを格段に減らす3つの方法

こんにちは。五平餅くんです。
僕はフリーランスで6年間、Web制作をしております。
「6年もフリーランスをやっているのってすごいね!」
なんてよく言われます(ありがとうございます)。
ですが、実際のところ「すごいこと」よりも大切なのは ミスを極力減らすこと でした。
どれだけ技術があっても、提出するコードがミスだらけでは信用を失ってしまいます。
今日は、僕が普段から実践している「コーディングのミスを格段に減らす方法」をご紹介します。
目次
頼まれたことを正確にやり切る
コーディングの仕事は「〇〇を修正してください」「〇〇を作ってください」といった依頼から始まります。
その時に意識しているのは、頼まれたことを100%正確に仕上げること。
これができるだけで「安心して任せられる人」という評価につながります。
逆に、頼まれていないことを勝手にやってしまうと、かえって混乱を招くこともあります。
【体験談】ミスだらけの納品を受けたことがある
僕自身、発注者として仕事をお願いしたこともあります。
しかし、納品物がミスだらけで確認に時間を取られ、
「自分でやった方が早かったかも」と思ってしまったことがありました。
その時に感じたのは、どんなに一生懸命でも、ミスが多いと信用は続かないということ。
だからこそ、自分が依頼を受ける立場になったときは、同じ思いをさせないように気をつけています。
ミスを減らす具体的な方法
人間なのでミスをゼロにするのは不可能です。
それでも、工夫や仕組みを取り入れることで、大きく減らすことはできます。
僕が実践して効果があったのは以下の3つです。
- モニターを使って2画面で確認する
- 無料チェックツールを活用する
- 自分用チェックリストで最終確認をする
モニターで2画面確認

作業用と確認用で画面を分けると、目が「作業に集中」「確認に集中」と役割を切り替えやすくなります。
結果、細かいミスに気づきやすくなりました。
ちなみに僕が使っているモニターはこちらです。↓↓↓
チェックツールを使う
コードやテキストの差分確認には、無料で使える便利なサービスがあります。
例:
- difff(デュフフ) … 2つのコードを並べて差分を比較できる
こういったツールを組み合わせるだけで、見落としがぐっと減ります。
自分用チェックリストで最終確認
僕が特に意識しているのは、自分専用のチェックリストを用意していることです。
作業のたびに必ずこれを確認することで、品質を一定に保てます。
✅ 初稿時のチェックリスト
- 画像の圧縮
- 目視確認
- iPhone実機で確認
- テキスト確認(diff)
- リンク先が正しいか
- リンク再確認(数が多いとき)
- 画像が正しいか
- 依頼内容を確認
- 見出し構造のチェック
✅ 納品前のチェックリスト
- 画像alt設定
- 画像サイズ(width / height の指定)
- Android実機で確認
- ブラウザ確認
- Windows実機の Chrome確認
- バリデーションチェック
- JSエラー確認
こうして「初稿時」と「納品前」に分けておくと、確認漏れがほとんどなくなります。
気合いや記憶に頼るのではなく、仕組みでミスを防ぐのがポイントです。
ミスしても活かせば大丈夫
正直に言うと、僕もまだミスをしてしまうことがあります。
ですが、大事なのは ミスを次に活かすこと。
落ち込むよりも「どうすれば次は防げるか?」を考える方が建設的です。
僕の場合は、ミスをした時点でそのミスをすぐ確認シートに追加して、毎回のコーディング後にチェックするようにしています。
こうやって活かしていけば、だんだんミスをしなくなります。
7年目になった今では、ほとんどミスはなくなりました。
まとめ
コーディングのミスを減らすポイントは次の3つです。
- 頼まれたことを正確にやり切る
- 環境やツールを工夫して確認を強化する
- 自分用チェックリストで品質を維持する
ちょっとした工夫と習慣の積み重ねで、信頼を得られる「ミスの少ないコーダー」になれます。
あなたのこれからを応援しています!
最後まで読んでいいただきありがとうございました!
フリーランスとしてこのスキルをどう仕事につなげるかについては、noteで詳しく書いています。
興味のある方はぜひ。