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初めてのコーディング案件を受注してから初めての納品するまでのお話
こんにちは。五平餅くんです。
今回は、少し趣向を変えて、初めてコーディングのお仕事をさせていただいた時のお話をさせていただきます。
初めてのお仕事は、約一年前(2019年12月)でした。
当時フリーターだった僕ですが、技術は素人に毛が生えたレベル。
そんな僕が、
- どうやって最初のコーディング案件をいただけたのか
- どうやってコーディング案件を乗り切ったのか
- 一年経った現在の僕はどんなふうになったのか
などについて、ざっくりお話しさせていただきます。
クラウドソーシングサイトに登録するも反応なし
一通りコーディングできるくらいの技術は身につけた僕。
2019年10月に、クラウドソーシングサイトに登録しました。
僕は能動的な行動が苦手なこともあり、自分から提案する方式のクラウドワークスやランサーズは向いてないと思いました。
クラウドワークスやランサーズは、ライバルの数も多く、勝てる気がしません。
なので、「最初は格安でコーディングさせていただいて、実績数を増やそう!」と考え、ココナラ、スキルクラウドに登録しました。
スキルクラウドは、(今はどうかわかりませんが)当時は0円から受注できるシステムだったので、受注できる自信が結構ありました。
しかし、独立してやっていくということはそんなに甘いものではありませんでした。
一週間経っても二週間経っても反応がなく、ついに一ヶ月経ちました。
その間になんとかできることをと思い、Webクリエイター能力認定試験エキスパートという資格をとったりしてました。
ただ、資格を取ったところで声をかけていただけることもなく。
結局、当初避けていたクラウドワークスとランサーズで、提案をしまくって勝ち取ることにしました。
舞い込んできたメッセージ
こうしてクラウドワークスとランサーズという王道の方法で仕事を獲得する方向に舵を切った僕でしたが、一つの提案をするだけでびっしょり汗をかくくらいのメンタルの弱さでした。
初めての提案ができたときは、自分のことをすごく褒めてやった記憶があります。
毎回汗びっしょりな僕でしたが、仕事が取れることはなく、全滅。
そんな僕でしたが、ある日突然ランサーズにメッセージが入りました。
内容はこんな感じでした。
「プロフィールを拝見し、ぜひホームページ作成についてご相談させていただきたくご連絡差し上げました。」
こんなに早く反応をいただけると思わなかったためかなりびっくりしましたが、地元の企業の代表取締役をされている方で、一週間後に直接お会いしてお話しできることに。
びっくりして当時彼女だった今の奥さんにお話ししたら、泣いて喜んでくれました。
僕も一年近くフリーターで劣等感があったので当時は役割ができることが嬉しく、家族にも社会にも貢献できるかもしれないと気持ちが高まりました。
能力不足を実感する
こうして直接デザイン会社の代表取締役社長の方とお会いし、試しに簡単なLPのコーディング案件をいただけることになりました。
これが2019年12月。ちょうど一年前くらいです。
LPのレベルとしては、Progate中級編レベルくらいでした。
最初僕は、簡単そうだと思いました。
しかし、実務は練習コーディングとは全くの別物。
途中、仕様変更でデザインがガラッと変わったり、ブラウザ対応やさまざまなデバイスで確認して同じように表示させなければいけなかったり。
練習コーディングなら、できなくても「まいっか」で済ませれたのですが、実務は絶対になんとかしないといけません。
焦りまくって作った結果、デザインとズレまくっているのに、「ご確認お願い致します!」と連絡してしまい・・・。
(今でも書いてると、当時を思い出してかなり焦ります😅)
どのくらいズレていたかというと、中央揃えテキストなのに左揃えにしていたり、途中めちゃくちゃ長い余白が出てきたり、文字サイズが小さかったり、です。
他のブラウザで見るとめちゃくちゃなことになってるしスマホだと画像が潰れていたりでもうすごいことになってました。
コーディングのズレをご指摘をいただいたときは、情けなさにかなり落ち込みました。
普通ならそんなものを提出したら契約切られて終わりですが、デザイン会社の社長さんは僕に、自分で一つ一つズレている箇所を確認し修正するようご指南くださいました。
当時彼女だった今の奥さんも僕を励ましてくれて、ここからも結構時間がかかってしまいましたが、結局なんとかズレを修正しOKをいただけました。
フリーランスHTMLコーダー2年目
簡単なLPに一ヶ月近くかかってしまいましたが、あの時自分でしっかり確認することを教えていただけなければ、今の僕はないと断言できます。
デザイン会社さんには大変ご迷惑をおかけしましたが、あの時見捨てずご指導して下さったことを思うと頭があがらないです。
また、失敗して落ち込んでいた僕を励ましてくれた奥さんにも感謝しています。
あの日から確認作業にはかなり力を入れており、コーディング確認用シートを二種類作成するなど、トライアンドエラーを繰り返して日々確認力を高めています。
この後、デザイン会社さん以外にも数名の方に案件をいただけましたが、失敗もまだまだ数多くありました。
しかし、僕は案件のたびに成長させていただきました。
また新しい壁にぶつかるのは怖いですが、乗り越えれば成長のチャンスということを忘れず、フリーランス2年目がんばります。