こんにちは。五平餅くんです。 今回は、少し趣向を変えて、初めてコーディングのお仕事をさせていただいた時のお話をさせていただきます。 初めてのお仕事は、約一年前(2019年12月)でした。 当時フリーターだった僕ですが、技術は素人に毛が生えたレベル。 そんな僕が、 どうやって最初のコーディング案件をい...
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なんのスキルも人脈もない僕が、フリーランスで5年も生き残ってこれた理由【当時のポートフォリオ大公開】
こんにちは。五平餅くんです。
僕は、フリーランス歴5年のコーダーです。
思いつきで神社に行ったり、自由な時間に仕事をしたり、昼寝をしたり、それなりに自由にお仕事をさせていただいております。
毎月子供一人を養っていけるだけのお金はいただいており、収入的にも安定しています。
そんな僕がどうして初めてコーディング案件をいただきこれまで生き残ってこれたのかといいますと、
「へんてこ」なまま楽しく成長していく真面目
だったからだと思います。
そんな僕がコーディングの勉強を始めたときどんな感じだったかと言いますと、ざっくりこんな感じです。
- スキルは全くの0。コーディングをしたこともなければ、パソコンを使ったことは大学のレポートを書くときくらい
- 完全独学でスクール利用もなし
- 人脈は皆無。前職はコンビニで深夜バイトをするフリーター
- 持っているのは、ど素人が作ったようなしょぼいポートフォリオ
(当時のポートフォリオは後ほどお見せします) - かといってめちゃくちゃ営業がうまかったわけでもなく、営業から逃げてコーダーの道を選んだ
こんな僕でも、初案件〜5年間一度も途切れることなく仕事をいただいているのです。
今回は、そんな「へんてこーダー」が成功できた理由についてお伝えします。
目次
フリーランスの素質も才能もないのになぜフリーランスコーダーになれたのか
先ほどお話しした通り、コーダーとして活動を開始した当初、僕はコーディングなどしたことなどありませんでした。
パソコンスキルもWordが使えるくらいです。
また、知り合いにWeb関連のお仕事をしている人やWebサイトを作って欲しい知り合いなどもおらず、人脈を使って仕事をもらえたわけでもありません。
何もない状態からコーディングの勉強を始め、ある程度の技術がついたところでポートフォリオを作ってクラウドソーシングサイトに露出したところ、制作会社さんの方からコーディング案件のご相談をいただいたのが始まります。
というと、「何かものすごいポートフォリオを作ったのでは?」と思うかもしれません。
でも全然そんなことありません。
見ていただいた方が早いと思います。
僕が初めて作ったポートフォリオはこちらです。
https://goheymochikun.com/old/index.html
見ていただいた通り、めちゃくちゃしょぼいですよね(笑)
これでいこうと思って実際にランサーズやクラウドワークスの実績に公開しています。
つまりめちゃくちゃ高いコーディング技術を身につけたわけでもない。
そして、実際に最初の初案件は実力不足で撃沈しております。
初めてのコーディング案件を受注してから初めての納品するまでのお話
では、「営業や提案が上手で、自分をうまくアピールできたんでしょ?」というと、これも違います。
僕は営業の仕事などしたことないし、提案に関して勉強したこともないです。
コミュニケーション能力も皆無で、大学で馴染めず中退までした人間です。
ここまで書くと、「フリーランスとしての素質がないのにどうして?」と思うかもしれません。
確かに僕にはフリーランスの素質もないし、才能もありません。
ご覧いただいた通り世間知らずでどれだけの技術がいるのかすらよくわかっていなかったし、本当に当時はなんでお仕事をいただけたのかわかりませんでした。
でも今ならわかります。今回はスキルもない、人脈もない、コミュ力もないけどフリーランスになりたいあなたに、僕が成功した秘訣をお伝えします。
もちろんあなたにとって全てが当てはまるわけではないので、これをやれば絶対成功!とは言わないです。
しかし、参考になる部分は多くありますし、多分どこにも書かれていない秘訣だと思います。
では始めますね。
成功のカギは「五平餅」
僕は初めの頃から「五平餅くん」として活動しています。
ランサーズやクラウドワークスでも、本名ではなく「五平餅くん」を名乗っていました。
そしてキャラクターもずっとこれです。
なんでこんなキャラクターで始めたの?と不思議に思ったあなた、これがカギなんです。
他のコーダーがWordPressのマークやパソコンのマークでアイコンを設定している中、僕は五平餅くんです。浮かないわけがありません。
それにみんなが格好いいポートフォリオを作っている中、僕のポートフォリオはクソしょぼい(笑)
これだけで、そこら辺のコーダーよりも目立ってしまうわけです。
「でもそんなにふざけてると真面目にやっていないと思われるのでは?」
こんな声が聞こえてきましたので一応いっておきます。
僕は文章は割と丁寧なんです。大学時代にバリバリな体育会系の応援団をやっていたので、敬語とかビジネス文章にはなれていました。
でも、こんな感じで真面目さに加えてふざけた部分があるから、面白いんです。
真面目なだけだと技術力がある人にどんどん仕事をとっていかれます。
そこに面白さとか軽さが加わると、他のコーダーとは一目置かれた存在になるのです。
駆け出しなら、軽さがなければダメなんです
このように、他の人と同じような人になっていては目立つことができません。
特にコロナで働き方が変わり、フリーランスを目指す人が増えている中では、普通の人は埋もれてしまいます。
だから、あなたの個性を活かして、まずは見る人が「なんだこいつ」と思わせるくらいぶっ飛んでもいいと思います。
発注者の目線で考えてみてください。
同じくらいの技術の駆け出しコーダーがいたら、「真面目で暗い人」と「真面目だけど面白そうな人」だったらどちらを選びますか?
多分「真面目だけど面白そうな人」を選ぶと思います。
なぜなら、駆け出しコーダーにとって技術の差など大してないので、どうせなら面白くて楽しそうな人と仕事をしたいのです。
でも勘違いしてはいけないのは、「面白さを狙ってはいけない」ということです。
面白さを狙ってしまうと不自然になり、逆に近寄りがたい。
だから、あなたのままで、あなたの個性を全面に出して勝負するのです。
「私はそんな個性的ではありません」と思ったあなた、大丈夫です。
僕が五平餅を自分のキャラクターにしようと思ったのは、ただ五平餅が好きだったからです。
これくらい軽く考えていいのです。
にんじんが好きなら「ニンジンくん」
車が好きなら「ブーブー」
こんな感じで、軽く挑戦していけばいい。駆け出しならば、楽しく、明るく、希望を持って日々勉強です。
この子を育てたい、成長する姿を見てみたいと思ってもらう
「自分だけのキャラクターを作る」ということは、つまり応援してもらえる自分になろうってことなんです。
駆け出しのコーダーさんを見ていると、最初から全てをできる人になろうとしている人が結構多い印象を受けます。
僕はHTMLとCSS、jQueryを少しできる程度で、WordPressも扱えないほどの「へんてこ」でした。
でも、「へんてこ」な人が頑張っているところを見ると人は応援したくなるものです。
実際に僕も、最初のうちは「この案件は勉強になりそうだからやってみますか?」というようなご依頼をよくいただきました。
僕は実はあまり勉強をしたことがなく、勉強を兼ねたお仕事を振っていただいて、それに一生懸命取り組むことで技術を身につけてきました。
ご依頼元の制作会社さんが僕のために本まで買っていただいたりして、勉強のために仕事をする毎日です。
そうやって場数を踏んでいくと難しそうな案件でも「これこの前やったな」とすんなりできるようになり、色々できるようになります。
そうやってできるようになった姿を見せることで、また同じようなお仕事だったり、新しい挑戦のためのお仕事を振っていただいて、さらに場数を踏んでいく、という連鎖です。
しかし、本当はへんてこなくせにできるフリをしたり、知ったかぶりをすると、育てたい、教えたいという意欲も湧かなくなります。
そういう風に思われてしまうと、たとえお仕事をいただいても次がなかったり、応募案件に採用されなかったりします。
だから、できないままでいいんです。
「迷惑をかけちゃいけない」「いいものを作らないと」
そんな感じで、仕事となると重たく捉えてしまうかもしれません。
また、失敗するのも怖いことです。
「信頼を失うかもしれない」「もう2度と仕事が来ないかもしれない」
でも大丈夫です。もし迷惑をかけたり失敗して縁が切れたらその人とは縁がなかっただけ。
これは仕事ではなくて勉強です。あなたは楽しく挑戦していけばいいのです。
この挑戦はただの検証です
もしかするとあなたは、前の職場が嫌でフリーランスを目指しているのかもしれません。
あるいは、「就職なんて嫌だ、もっと自由に働く方法はないかな」と探している途中かもしれません。
でも、フリーランスで働きたい理由がどんなものにせよ、「これもできなかったら終わりだ!」なんて不安に思う必要はありません。
もしフリーランスがうまくいかなくてもあなたには合わなかっただけで、あなたがダメだから、能力がなかったからではありません。
あなたにはあなたの輝く働き方があります。それをゆっくり探していけばいいんです。
今は自分らしさの検証として、フリーランスという挑戦をしているのです。
確かにSNSを見ると、ものすごいスピードで技術を身につけ、どんどん仕事を獲得していく人が目立ちます。
そういう人を見ると、「自分は覚えが悪いから遅いんだ」と落ち込むかもしれません。
でも、焦らなくても大丈夫。できないままのへんてこなあなたを求めている人がいます。
今まで契約した会社さんの話によると、技術が高く経験豊富なコーダーが、ものすごい頑固でこだわりが強く扱いづらかったというお話もあります。
その点、あなたは真っ白な状態だから、育て方次第でいくらでも変えることができるという魅力があります。
だから、導かれるように楽しくコーダーの道を探してください。
僕としては、いろんなキャラクターがいる方が面白いと思います。
ぜひ自分の好きなもの、特徴などを活かして印象的なコーダーキャラクターを作ってみてください。
あなたの挑戦を応援しています。