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【エッセンシャル思考をコーディングに応用】たくさんの案件に押し潰されてしまうあなたへ

エッセンシャル思考。夢だったフリーランになれたのに心が疲れてしまった僕を救ってくれた本

こんにちは。五平餅くんです。

憧れだったフリーランスになったのに心が疲れてしまうことはありませんか?

私は、案件を抱えすぎて夜中や休日も仕事をしなくてはいけなかったり家族との時間も仕事をしたり自分の時間も取れなくて気がついたら仕事ばかりしていたり、など、「夢だったフリーランスになれたのに、なんのために働いているのか」と否定的に考えてしまうことがあります。

フリーランス歴を重ねれば重ねるほどクライアントからは信頼され、収入も増えてありがたい反面、仕事に忙殺されてしまうんですよね。

そんなあなたにぜひ読んでいただきたい本があります。

それが『エッセンシャル思考』。

この本は「数あるものの中から重要なものを見極め、集中する」ためにどうすれば良いかが書かれています。

この本は、アメリカでベストセラーになり日本でも2015年の「ビジネス書大賞」書店賞を受賞するなど、かなり有名な本なのですが、僕も初めて読んだ時は衝撃でした。

僕はこの「エッセンシャル思考」で紹介されている考え方をコーディングで応用したら「
今一番やるべき重要な案件を見極めることができ、常にスッキリした気持ちでいられる」というとても大きなメリットを得られました。

  • 引き受けたコーディング案件が多すぎて何から手をつけたら良いかわからなくなってしまう人
  • 仕事に忙殺されて家族との時間もなく申し訳ないと感じている人
  • 仕事をたくさん引き受けてしまって辛くなってしまう人

そんな「フリーランスって仕事なかりでキツイな」と感じているコーダー・デザイナーの方にぜひ読んでほしい一冊です。

エッセンシャル思考とは

エッセンシャル思考

エッセンシャル思考とは、数ある選択肢のうちから、今何が一番大事なことを見極め、そのことに一番力を注ぐという考え方です。

そのためには、数あるタスクの中から重要ではないタスクや案件を排除し、一番重要なことに力を注げるよう何をするかを選ばなくてはいけません。

ちょっとわかりづらいと思いますので、実際の例で考えます。

あなたはコーダーで「明日までやらなければならない案件」があるとします。

スケジュールはギリギリで手を止められない状況です。とにかくコーディングを進めていきたいところ。

そんな時、同じクライアントから、別の仕事に関する質問がきました。

サーバーの移管ってどうやるんでしたっけ?ご確認よろしくお願いします。

あなたは、この質問にすぐに返信しますか?それとも返信は後にしてコーディングを進めますか?

エッセンシャル思考では、こういった状況でこう考えてみるのです。「今何が一番重要なの?

ちょっと落ち着いて考えれば、ついさっききた連絡への返信はそれほど重要ではないはずです。

急ぎであれば電話をかけてきたり、急いでいることを伝えるはず。

だから、とりあえず連絡には目を通しておいて、コーディングを進めることが最優先です。

でも、良かれと思ってついさっきした返信をしてしまう人はたくさんいます。

昔の僕もそうでした。

でもそんなことばかりしているから納期はギリギリで、いつも直前になって焦っていたんです。

そんな時、この『エッセンシャル思考』で紹介されていたアイデアに出会いました。

そのアイデアを活かし、ある習慣を始めたのです。

毎日仕事前にタスクを書き出し、重要なものから手をつける

エッセンシャル思考を机に置いて

タスクが溜まりすぎて、案件を抱えすぎて、どうすればいいのかわかなくなった時、僕はこの考え方を使います。

やることが多すぎて何から手をつけていいかわからなくなったら、まずは考えるのをやめて、深呼吸をすることだ。心を落ちつけて、今この瞬間に何が重要か考えよう。明日のことや、1時間後のことは忘れていい。今だけをみるのだ。

僕はフリーランスでコーダーを5年以上やっています。

僕の場合、常に↓のようなタスク・案件がある状態です。

私のタスク・案件

手を止められない新規のコーディング案件
急ぎではないけど少し時間がかかる修正案件
すぐに終わるけど急ぎの修正案件
来週から始まる案件のお見積り
請求書の作成
ミーティング
クライアントから届いた質問やメッセージ

この中から一番重要な案件を見極めるのです。

特に重要な案件

手を止められない新規のコーディング案件
すぐに終わるけど急ぎの修正案件

僕は毎日仕事を始める前に、スケジュール帳を取り出します。

スケジュール帳に書き込まれたタスク一覧

スケジュール帳の左側には全部のタスクを書き出して、今日の欄には今日やることだけを抜き出します。

そして、仕事を開始したら「今日やること」の中から一つのことだけに集中します。

こうすることで、一点に集中して余計なことを考えずに済むので、作業がすごく早くなります。

頭がスッキリしてタイピングも早くなるし、詰まったときも落ち着いて対処できます。

納期を聞かれたら1.5倍で見積もる

エッセンシャル思考とパソコン

また、一つのことだけに集中するためには、スケジュールに空白を開けておくことも重要です。

昔の僕は、依頼された案件に、「いつまでにできますか?」と聞かれた時、つい短い日にちを伝えてしまっていました。

もしかしたらスムーズにいかなくてお伝えしたスケジュール通りにできないかもしれないのに「今日中にやります!」といってしまったり、他にもたくさんやることがあるのに「明日の午前中に!」など、いい顔をしたいがために自分を追い込むようなことを言ってしまいます。

でも、スケジュールが迫ってくると焦ってしまい、コーディングのミスは増えるし出戻りも多くて結局遅くなったり、夜中や朝に焦って終わらせて心を疲れさせてしまうことになります。

こんな時、『エッセンシャル思考』では、

自分が見積もった時間を、つねに1.5倍に増やして締切を設定するのだ
(1.5倍は多すぎると感じるかもしれないが、実際にそれだけかかることが多いのだから仕方ない)。

と提案しています。

例えば、新規でWEBサイトを作るコーディング案件でスケジュールを聞かれ、あなたが大体一週間(7日間)でできると思ったら、

7日×1.5=10.5日

で、11日かかるとお伝えする感じです。

「ちょっと長いかな?」と悩むかもしれません。「遅いなと思われるかも」と心配になるかもしれません。

でも、他の仕事や連絡などが入ってくる時間を考えれば大体それくらいかかるものですし、いいものを作るためには落ち着いてやる必要があります。

だから僕は、堂々と長めにスケジュールを伝えるようにしています。

エッセンシャル思考を取り入れて仕事が充実していると感じるようになった

この「エッセンシャル思考」は、99%の無駄を捨て1%に集中する考え方です。

でも、時には焦って重要なことを見失ってしまうことがあります。

また、1%の重要な仕事だけをやっていたら十分な収入が得られなかったり、断りすぎると仕事の依頼が来なくなったりする危険性もあります。

だから、エッセンシャル思考は「いつかこうなれたらいいな」くらいなスタンスで、少しずつ取り入れてもらえたらなと思います。

フリーランスなので、仕事がたくさんあるのはすごく助かることです。

なんでも引き受けて収入を確保したいという気持ちはすごくわかりますし、「ノーと言えば、仕事がなくなるかもしれない」と心配になる気持ちもわかります。

エッセンシャル思考のように重要な仕事だけに力を注ぐことができない時もあります。

だから、本の内容と同じようにできなくても、落ち込む必要はありません

でもやることが多すぎて心が病んでしまうのなら、エッセンシャル思考は必ず役に立つはずです。

たくさんの仕事や納期に追われていつも焦っていた昔の僕は、どこに一番エネルギーを使えば良いかを考えるようになってから、コーディングがすごく楽しくなりました。

あなたもエッセンシャル思考を少し仕事に応用してみると、楽しく仕事ができるはずです。

エッセンシャル思考はこちら↓から購入できますので、ぜひ読んでみてくださいね!

頑張っているあなたのことを応援していますからね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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