最終更新日:

知識0のど素人だった僕が、スクールにも通わず独学でコーディングを習得できた方法

頑張らなくていいんだよ

こんにちは。五平餅くんです。

僕は2019年、全くの知識0の状態からコーディングの勉強を始めました。

元々パソコンが得意だったわけでもなく、大学のレポートでWordを少し触ったことがあるくらいのスキルです。

また、当時月収8万円のフリーターだったので、スクールに通うお金などありませんでした。

そんな僕がコーディングの勉強にかかった初期費用は、書籍代と学習サービス利用でおそらく2万円いかないくらい。

しかし、勉強を始めて1年後には初案件をいただき、現在は営業したり自分からお仕事をとりに行かなくても常に生活していけるだけのご依頼をいただけるようになりました。

今回は、お金もスキルも全くなかった私が実践した「完全独学でコーディング技術を身につける方法」についてお話します。

独学コーディングの道①:コーディングの感覚を掴む

こんなことを言うと驚いてしまうかもしれないですが、知識がなくてもコーディングの仕事はできます。

Webについてよくわからなくても、SEOとか、HTMLとかがなんなのかよくわからなくてもデザインを再現できるだけのコーディング力があればとりあえずOKなんです。

だから最初は、ここは「h1を使うべき」とか「ここはリストにした方がいいから<ul>だな」とか考えず、とにかくデザインをWebサイトとして表示させられるようになれば上出来なのです。

そうなればやることは一つ。まずはコーディングの感覚を掴むことです。

僕の場合はProgateからスタートしました。

Progateは、月額1,000円で実際に手を動かしてコーディングが学べます。

しかも、クリアするたびにレベルが上がったり、楽しいゲーム感覚でコーディングができるんです。

個人的には、Progateで全クリした方が良い言語は下の2つかなと思います。

  • HTML & CSS
  • jQuery

独学コーディングの道②:好きなサイトを選んでコーディングする

次に、実際に公開されているサイトをコーディングしましょう。

どんなサイトを選んだらいいのですか?」と思ったあなた、僕のとっておきの選択方法を教えますね。

僕もProgateを終えて「さぁ何かWebサイトをコーディングしよう」と思った時に、「何をやればいいんだろう」と迷いました。

でも、自分がコーディングしたものを世間のみんなに見せるわけではないし、あくまでも練習です。

誰にも何も言われないから、それならいっそ「好きなサイトをコーディングしよう!」と思いました。

なので、奥さんが好きだったバンドである、クリープハイプのサイトを選びました。

※今と当時では、デザインが少し変わっています。

常識的に考えたら、もしかしたら最初に選ぶべきサイトではなかったかもしれません。

結構難しかったしTOPページを作るのに一ヶ月くらいかかりました。

でも、楽しくコーディングできたという経験がすごく大事だったんですね。

もしあなたが「どんなサイトをコーディングしよう」と迷っているとしたら、選ぶべきはあなたの好きなサイト、かっこいいと思うサイトかな、と僕は思います。

もし誰かが言っていたサイトをコーディングしたいと思えばそれでもOKですが、大事なのは「あなたがやりたいと思ったか」ということです。

また、選んだサイトをどれだけ完成させたらいいのかというと、好きなだけ完成させればOKです。

僕もとりあえずTOPページだけ完成させました。

(もちろん完璧だったわけではなく、コーディングがめちゃくちゃだったことはお伝えしておきます。)

あなたも、選んだサイトのTOP画像だけでも、ヘッダーだけでもいいし、とにかく完璧を目指さず、自由に好きなだけやればいいんです。

そして、わからないことはどんどんググって、自力でコーディングしていくことが重要です。

詰まっても自分で解決しないといけないのが実務です。もちろんこれだけで実務をやったのと同じだけの経験が積めるわけではありませんが、まずはコーディングという仕事は楽しいと思えたら◯です。

そうやって場数を踏んでいけば次第にできるようになっていきますから、絶対に大丈夫です。

なお、著作権の問題があるので、公開されているどこかのWebサイトを練習でコーディングする時は、自分の作品だとかポートフォリオだといって公開しないでくださいね。ポートフォリオを作りたいのであれば、自分で1から作りましょう。

独学コーディングの道③:デザインカンプからコーディングするようになる

コーディングの実務では、デザインカンプというものが送られてきてそれを見本にコーディングしていきます。

「デザインカンプとは何か」という言いますと、デザイナーさんが作ったデザインなんですね。

デザイナーさんはXDとかFigmaといったツールを使ってWebサイトのデザインを作成してくれます。

コーダーも同じツールを使って、デザイナーさんが作ったデザインから、文字の大きさとか、なんの色を使っているかとかを調べるんですね。

こちらのサイトには、デザインカンプが山のようにダウンロードできます。

https://code-jump.com

あなたがやってみたいと思ったものを2つくらい選んでやってみましょう。

独学コーディングの道④:自分でWebサイトを作ってみる

デザインカンプからコーディングするやり方がわかったら、自分でデザインカンプを作ってみてそれをコーディングしてみるといいでしょう。

私はデザインなんてできません!」と思うかもしれませんが、大丈夫です。

僕が初めて作った下のサイトを見てみてください。めっちゃしょぼいでしょ?(笑)

https://goheymochikun.com/old/index.html

自分のWebサイトを作ると何がいいのかと言いますと、Webサイトのパターンを学べるんです。

例えば、

「ヘッダーはロゴとリンクが横に並んでいることが多いよね」
「リンクはクリックして次のページに飛べるようにしないといけないよね」
「Webサイトは、だいたい基本の幅が決まっていて中央に寄っているよね」

みたいなことがわかってくると、どんなデザインがきても頭の中でパターン化していけると思います。

コーディングは、自分が知っているパターンを増やしていくと対応できる範囲が増えてきます。

対応できるものが増えると依頼される案件も増えてくるので、まずはどんどんパターンを知ることが大事です。

もちろん誰かが作ったデザインをコーディングするだけでもいいのですが、自分でWebサイトをデザインする方がこのパターン化が格段に早く覚えられます

へんてこでもいいので、一度自分で1から作ってみるといいかなと思います。

ちなみに、自分で作ったものは自分の作品として公開ができるので、実際に仕事を取りに行く時に「自分がどれくらいコーディングできるのか」をWebサイトを作って欲しい人に教えることができます。

ぜひ楽しみながら作ってみてください。

コーディングは絶対できるようになるもの

ここまでは、私が独学でコーディング技術を身につけた手順についてお話ししてきました。

とはいっても、「それは五平餅くんだからできたんでしょ?」と思うかもしれません。

いいえ、あなたはコーディングを絶対できるようになります

コーディングができるかどうかはセンスとかの問題でもないし、「どれだけ場数を踏んだか」によって変わってくるんです。

もちろん最初はコーディングで生計を立てるイメージも湧かないかもしれません。

でも、あなたは絶対にコーディングができるようになる。まずはこれを覚えておいてください。

コーディングは学校で習った数学とか英語みたいなもので、基礎的なところを学んでひたすら場数を踏めば少しずつコツがわかってきます。

下手でもいいから、少しでも上達するように日々コーディングするんですね。

でも、そういうと苦しい修行みたいに思ってしまう人もいます。

それは違います。コーディングは超楽しいゲームなんです。

ゲームとかあなたの好きなことって、無意識にやりたくなるものだし、人に制限とかされるといやな気持ちになると思います。

僕にとってのコーディングも同じような感じで、自然とやりたくなってしまうものなんです。

最初の方はコーディングを練習するのが毎日楽しくて、一つ何かできるたびに奥さんに自慢してみてもらっていました(笑)

毎日何か必ずできることが増えてくるから面白くて、どんどん技術が上がっちゃうな〜、すげ〜な〜って感じで軽く取り組んでみるといいですよ。

しつこいようですが、コーディングは絶対にできるようになる。苦手な人もそうでない人も必ずできるようになるから大丈夫です。

「自分にはできる」と思えないのは

とはいっても、「自分にはできる」と思えない時がある。それにも理由があるんですよね。

過去の何かがきっかけで未来を明るいと思えないのかもしれません。

勉強する時間が取れなくて焦ってしまうのかもしれません。

SNSなどで同じくらいに始めた人がものすごい成長するから自信を無くしてしまったのかもしれません。

でも、「できない自分はダメなやつだ」と自分を責めなくていいんです。

あなたは現状を変えようと日々考えて考えて、何かを変えたくてコーディングを学んでいるんだと思います。

そんな自分を「頑張ったね」と認めてあげてほしいんです。

自信がないあなたは何も悪くないんです。

僕も何かうまくいかないことがあると、「俺がダメなやつだから」ってすぐ自分を責めちゃう癖があります。

でも、「うまくいかないのは何か原因があって、自分がダメなわけじゃない。」と認めた瞬間に心が楽になるんです。

ここまで頑張った自分を認めてあげてください。

あなたがいるから、幸せになる人がいます。そんなあなたがダメなやつなはずがありません。

達成して達成して達成していって達成するんです

「コーディングの勉強を挫折してしまう人が多いから、自分もその一人になってしまう」みたいな心配がある人もいます。

今はまだその不安や心配があるのは仕方ないことです。ゆっくり不安をなくしていけばいい。

それで、どうすればその不安がなくなっていくのかと言いますと、毎日「できた」を増やしていくのです。

いきなりハードルを上げて、「今年中に仕事を一つ取るぞ」とか「この日までにコーディングが実務レベルになるように頑張るぞ」とかって考えてしまうのがいけないんです。

そうではなくて、いつかは必ずコーディングができるようになるし、仕事ができるだけの技術力はちゃんとつくのだから、その確信を持って毎日やること。

「できるという確信」が揺らぐようなことだけはしてはいけないです。

だから毎日絶対できる小さな目標を立てて、日々達成して達成して達成する自分でいなければいけないんです。

何か一つ記事を読むだけとか、一つ何かを試してみるとか、そんな目標でいい。

僕も、コーディングの勉強をしていた当時はハードルを下げて下げて下げまくっていましたよ。

目標を達成できないと辛いし、「やっぱりダメだったな」って落ち込んでしまうと思います。

でもそれだと、成功からは遠ざけるばかり。

「少しずつだけど成功に一歩近づいている」と思える自分であり続けていれば、必ずコーディングの挑戦はうまくいきます

今日パソコンを開いただけですごい。

嫌になったらいつでもやめていいし、たまには休憩もしてください。

たまにはコーディングのことなんか忘れて遊びにいってもいいんですよ。

いつになるかはわからないけど、あなたはいつか絶対コーディングができるようになる。安心していいんです。

関連記事

人気記事